地震を想定した避難訓練が行われました。生徒は迅速に立派に行動することできました。今日は実際に地震が起こった時に『命を守ること』について話がありました。阪神淡路大震災では机やテーブルの下から多くの犠牲者が発見されたとのことです。学校の避難訓練で机の下に頭を隠して!と学んでいるからです。また、訓練では校庭にすぐに避難しますが、実際はどうでしょう…。放送機器が使用できない、ガラスが割れて破片が飛び散っている、大雨が降っている、熱中症の危険がある暑さ、余震が続いている…このような中で、625人の生徒が校内を移動して、校庭に避難することは危険です。学校は耐震化工事が終了し、すぐに倒壊する可能性は低くなっています。そして、みなさんが自分の教室にいるとは限りません。理科室で実験中、体育館で運動中、清掃中、廊下で仲間と話しているとき…様々なシュチュエーション考えておくことが大事です。いつも話していますが、実際に地震が起こったときに、今話したことを実行するには『落ち着くこと』が一番大事です。状況に応じた対応ができるように準備をしておきましょう。この話を参考に、ご家庭でも、お子様と一緒に震災時の話を深めていただければ幸いです。